【2022年最新】SDGsに貢献できるノベルティグッズ10選

SDGsへの取り組みとして、環境に配慮したノベルティグッズを取り入れる企業が増加しています。

本記事では、SDGsに貢献できるノベルティグッズをまとめました。自社でもノベルティを配布したいとお考えでしたら、ぜひご一読ください。

なお、ノベルティについては「ノベルティとは?目的から生活者を惹きつける4つのコツまで全紹介」で解説していますので、参考にしてください。

また、弊社ではキャンペーンの企画・実行の支援サービスをおこなっています。販促物の制作歴約50年のノウハウをもとに、SDGsを取り入れたノベルティ制作にも対応可能です。

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SDGs(エス・ディー・ジーズ)に貢献できるノベルティグッズ10選

ここで、SDGsに貢献できるノベルティグッズを紹介していきます。

SDGsに貢献できるノベルティグッズ10選
  1. オーガニックコットンのタオル
  2. フェアトレードコットンのトートバッグ
  3. 再生コットンのエコバッグ
  4. 再生PETのマルシェバッグ
  5. 間伐材を使ったノート
  6. バンブーファイバーのカトラリーセット
  7. ステンレス製のタンブラー・ボトル
  8. 涼感タオル
  9. 再生紙を使ったメモ帳
  10. プラスチックを減らした紙ペン

では、それぞれ見ていきましょう。

グッズ1. オーガニックコットンのタオル

オーガニックコットンとは

認証機関に認められた農地で、農薬や肥料の厳格な基準を守って栽培された綿花のこと。

オーガニックコットンとは、厳格な基準をクリアした有機栽培の綿花のことです。「オーガニックコットン製品」と認められるには、以下のような基準をクリアする必要があります。

オーガニックコットン製品の基準例
  • 化学薬品の使用による健康・環境負荷を最小限に抑えていること
  • 労働者の健康・安全に配慮していること
  • 児童労働禁止など社会的規範を守っていること

認証基準にはたくさんの項目があり、承認機関での認証が必要です。

ノベルティグッズにオーガニックコットンを活用すれば、SDGsの農地の環境や生産者・労働者を守ることへ貢献できます。

グッズ2. フェアトレードコットンのトートバッグ

フェアトレードとは

正当な価格で作られたものを売り買いすること。直訳すると「公平・公正な貿易」。

フェアトレードとは、開発途上国の原料や製品を、適正な価格で継続的に購入することです。国際組織「国際フェアトレードラベル機構」が、以下4つの基準を定めています。

国際フェアトレード基準の4つの構成
  1. 生産者の対象地域
  2. 生産者基準
  3. トレーダー基準
  4. 産品基準

国基準を満たした製品には、以下のような国際フェアトレード認証ラベルが付与されます。

以上のように、フェアトレードとは開発途上国の生産者・労働者の生活を改善したり、自立を目指したりする仕組みです。

ノベルティグッズに認証ラベルを表示できれば、SDGsへ貢献する企業として発展途上国の生産者・労働者をサポートしていることを周知できます。

グッズ3. 再生コットンのエコバッグ

再生コットンとは

生産中に生まれた生地の端切れを加工し、再度、生地にしたリサイクル素材のこと。

再生コットンとは、縫製品の生産過程で出た、本来なら廃棄となる生地の端切れなどを原料に、再び生地として生まれ変わった素材のことです。

再生コットンには下記で貢献できます。

  • 端切れがないので、ゴミを削減できる
  • すでに染色されているため、染色工程を省ける

色を染める必要がないため、CO2削減や節水にもつながります。またエコバッグは、レジ袋有料化にともない、利用者が増えているグッズです。

エコバッグに企業やブランドのロゴなどをプリントすることで、認知拡大が期待できます。

グッズ4. 再生PETのマルシェバッグ

再生PETとは

使用済みペットボトルやPET製の容器などをリサイクルしたポリエステル繊維のこと。

再生PETは、使用済みペットボトルや容器などを原料に生産された再生燃料です。

PET製品は、ポリエステル繊維の原料であるポリエチレンテレフタレート(PET)で作られています。

再生PETは、使用済のPET製品を粉砕して繊維にするため、石油から繊維を作る必要がなく、環境に優しい素材といえます。

また、マルシェバッグはお買い物用バッグのことです。「マルシェ」はフランス語で「市場」を意味し、口が広く出し入れしやすい特徴があります。

受け取った人が日常的に使いやすいため、バッグに企業ロゴなどをプリントし、多くの人に企業を知ってもらうきっかけを作れます。

グッズ5. 間伐材を使ったノート

間伐材とは

森林に生息する木の密度に応じて、木の成長を促すために間引きされた木でつくられた木材のこと。

間伐材は、山や樹木の生育を促すため、密集した木を間引く際に発生する木でできた木材を指します。

間伐材を使用することは、資源を無駄にしないことへつながるためSDGsへ貢献できます。さらに、森林の成長でCO2の吸収量が増加するので、CO2の削減につながることもメリットです。

ノベルティグッズのなかでも、ノートは幅広い年代・用途で使いやすいため、おすすめのグッズです。

グッズ6. バンブーファイバーのカトラリーセット

バンブーファイバーとは

竹から取り出した繊維をパウダー状にして固めたエコ素材のこと。

バンブーファイバーとは、竹の繊維をパウダー状にして樹脂などで固めたものです。軽くて丈夫なことが特徴で、プラスチックに代わる素材として注目を集めています。

SDGsの観点でバンブーファイバーを利用するメリットは、以下のとおりです。

  • 生産過程でCO2を排出しない
  • 燃やしてもダイオキシンが発生しない
    ※ダイオキシンとは、ゴミを燃やしたときなどに出る有毒な化学物質のこと。
  • 埋めると生分解され、数年で土に還る

製造だけでなく廃棄された後まで環境に優しいため、SDGsへ貢献できます。バンブーファイバーのノベルティとしては、箸やスプーンなどのカトラリーセットがおすすめです。

ロゴ入りのケースで職場や学校などに持ち歩いてもらえれば、ブランドの認知拡大にも役立ちます。

グッズ7. ステンレス製のタンブラー・ボトル

ステンレス製のタンブラーやボトルをはじめとしたマイボトルの使用は、プラスチックごみの削減に貢献できる取り組みです。

マイボトルはくり返し使われるため、ペットボトルのゴミやリサイクルの手間を削減でき、原料の節約にもつながります。

簡単に日常生活へ取り入れられるため、だれでも気軽にSDGsへ取り組めます。

また、ステンレス製タンブラーやボトルは長く使ってもらいやすいため、長期的な販促効果を狙えることもがメリットです。

グッズ8. 涼感タオル

涼感タオルは、冷感機能素材を使用したタオルです。一般的なタオルよりもひんやりとした肌触りが特徴で、冷房に使われるエネルギー削減に貢献できます。

また、熱中症対策として効果的なため、季節を意識した販促活動に取り入れやすいノベルティグッズです。

  • 花火大会
  • スポーツイベント
  • 夏フェスなどのコンサート

上記のように、ある程度ターゲットを絞って配布できる特徴があります。

グッズ9. 再生紙を使ったメモ帳

再生紙は、古紙をリサイクルして作られた紙のことです。

木材資源の節約やゴミの減少など、資源や環境問題に貢献できるため、国や官公庁から推奨されています。

再生紙を使用したグッズのなかでも、メモ帳はコンパクトで配りやすく、仕事からプライベートまで使える実用性の高いノベルティです。

グッズ10. プラスチックを減らした紙ペン

紙ペンとは、再生紙の紙管でできたペンです。紙管がリサイクルできるため、プラスチックと比べて環境負荷を軽減できます。

また紙ペンの紙管に社名やロゴを印刷することで、企業やブランドなどを宣伝が可能です。

SDGsへの取り組みもアピールしやすいため、企業やブランドのイメージアップ効果も期待できます。

SDGsとは「持続可能な開発目標」のこと

画像出典:外務省
SDGs(エス・ディー・ジーズ)とは

直訳すると「持続可能な開発目標」という意味。「Sustainable Development Goals」の略称。

SDGsとは、直訳すると「持続可能な開発目標」のことです。環境保護や格差拡大といった課題解決のために、2030年までに17の目標の達成を目指しています。

例えば、SDGsの12番目「つくる責任 つかう責任」は、限りのある資源や食料の生産・消費を、今後も持続するための目標です。

画像出典:公益財団法人日本ユニセフ協会

ノベルティ制作する場合、環境に配慮した素材やフェアトレード製品などを選ぶことが、SDGsへの貢献につながります。

ノベルティにSDGsを取り入れる3つの方法

ノベルティにSDGsを取り入れる方法として、以下の3つが挙げられます。

ノベルティにSDGsを取り入れる方法
  1. 環境に優しい素材を使用する
  2. 生産者や労働者に公正な対価が支払われる素材を使用する
  3. 環境への負担を軽減できる素材を使用する

それぞれの方法について、解説していきます。

方法1. 環境に優しい素材を使用する

ノベルティにSDGsを取り入れるなら、環境に優しい素材を使用したものを取り入れてみましょう。環境に優しい素材とは、オーガニックコットンのような天然素材を指します。

天然素材は、廃棄された土へ埋めたあと、微生物に生分解されて土に還るため、環境に優しいといえる素材です。

特にオーガニックコットンは全製造工程において、厳格な基準を守る必要があります。化学薬品の使用も制限され、生産・労働者の健康にもつながります。

方法2. 生産者や労働者に公正な対価が支払われる素材を使用する

生産者や労働者に公正な対価が支払われる、フェアトレード素材を使用したノベルティも、SDGsへの貢献につながります。

フェアトレードは、SDGsの基本方針である「持続可能な開発目標」に関わる項目です。特に開発途上国の貧困や飢餓、健康といった問題の解決に貢献できます。

フェアトレード素材が使用された商品には、フェアトレード認証ラベルが表示されます。SDGsへの取り組みを伝えやすいため、企業としてイメージアップも期待できる素材です。

方法3. 環境への負担を軽減できる素材を使用する

SDGsの貢献には、環境への負担を軽減できる素材を使用することも効果的です。

環境への負担を軽減できる素材とは、再生コットンや再生紙のような「リサイクル素材」のことです。

廃棄されるものを再利用することで、資源の節約やゴミ・CO2などの削減へつながります。

リサイクル素材のノベルティグッズは、高品質なうえ幅広い商品が製作されているので、取り入れやすいのもメリットです。

SDGsを取り入れたノベルティ配布は企業のブランディングに役立つ

ノベルティにSDGsを取り入れることで、国際的な課題の解決へ向けた取り組みをおこなえます。また、社会問題に取り組んでいる企業として、生活者へ周知も可能です。

受け取った人からよろこんでもらえるだけでなく、国際問題へも配慮したノベルティグッズを製作し、自社のブランディングへつなげましょう。

また、弊社ではキャンペーンの企画・実行の支援サービスをおこなっています。販促物の制作歴約50年のノウハウをもとに、SDGsを取り入れたノベルティ制作にも対応可能です。

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