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株式会社アイセイ薬局

消費者に選ばれる「かかりつけ薬局」を目指すアイセイ薬局様の取組みを、年間通じてサポート。選ばれる薬局になるための施策提案とは。

店頭プロモーション店舗什器マーチャンダイジングコスト削減フロアディスプレイ

課題・背景

かかりつけ薬局として、患者様から選ばれる店舗になるためのブランドプロモーション

制作・プロモーション内容

店頭スタッフのオペレーションを念頭に置いたPOP提案で、企業と患者様とのコミュニケーションを円滑に実現。

評価

高いPOP設置率により企画が推進され企画物販の結果に繋げながら、コンパクトな梱包設計のおかげで300を超える店舗への輸送コストを削減することができた。

株式会社アイセイ薬局 商品企画部 雲林様
〒100-0005 東京都千代田区丸の内2-2-2 丸の内三井ビルディング
https://www.aisei.co.jp/
商品企画部について:物販商品の仕入及び施策推進、医薬品の仕入、ジェネリック推進
雲林様は物販チームのマネージメントを軸に、商品の選定・社内ルール・施策を立案・実行・支援を行われています。時代とともに求められるものも変わる中で、他社との差別化を常に考え、日々の仕事に取り組まれています。

約59,000店舗もある調剤薬局の中から、選ばれる薬局になるには?

—課題に対する施策について、聞かせてください。
(雲林様):平成28年4月から、「かかりつけ薬剤師」制度がスタートしました。

「かかりつけ薬剤師」とは
1医薬品を安心安全に使用するための一元管理
2夜間・休日の相談および在宅ケア
3医療機関・医師との連携
ができる薬剤師のことで、この薬剤師がいる薬局がかかりつけ薬局と定義され、患者さんの一人一人の状況に寄り添い、あらゆる面での健康をサポートする制度になります。

つまり、患者様が薬剤師や薬局を選ぶ時代になったともいえます。また、あまり知られていないと思いますが、実は今の日本には約59,000店舗とコンビニエンスストアよりも多くの調剤薬局があります。アイセイ薬局としての価値を打ち出し、患者様から選ばれる存在になるという課題がありました。

そこで、他社との差別化の具体策として、一般的には「お薬をもらう場所」と考えられている調剤薬局店舗においての健康情報発信に着目し、疾患啓発や健康に関わる情報の発信、また、その情報に対応した商品を取り扱う「企画物販」を考案、実施いたしました。
平成29年30数店舗からトライアルを開始し、翌春から280店に広げ、検証を重ねながら今に至ります。

弊社PXCに依頼して頂いた経緯

—施策に対して、PXCにご依頼された経緯について教えてください。
(雲林様):
企画物販の展開にあたり、陳列する商品棚が必要になりました。そこで、これまでもお付き合いがあり店頭販促に長けたPXCさんに、展開の方法からご提案を依頼しました。

我々としても新たな取り組みだったため、実際店舗で展開するには、どれほどのスペースが適切なのだろう・・そういった相談からお願いしたかったため、PXCさんの担当者とともに実際に多摩センター店に赴き、お客様の導線、スペース感、店舗スタッフたちの使いやすさなどを現地で取材して頂きました。

そして、ご提案をいただいたのが、ワンタッチで組み上げることができる紙製フロアディスプレイ「e-Quick Display(イークイックディスプレイ)」です。

※企画物販「AISEI healthcare shop」のフロアディスプレイ

誰でも簡単に最短1分で組み立て可能。コンパクトな梱包により、店舗への納品運賃を抑えることができる「e-Quick Display」

—「e-Quick Display」を導入したことで、どのような効果がありましたか?
(雲林様):
一般的なフロアディスプレイですと、組み立てが複雑な為、店頭販促物に触れたことすらない店舗スタッフたちは、設置に戸惑ってしまったり、最悪は納品されたけど組み立てすらしない、という可能性も懸念されました。

PXCさんからご提案いただいた「e-Quick Display」は、什器の中に組み込まれたゴムの弾性を活用して、パッと開いて、棚を差し込めば、最短1分で組立完了、という簡単さでした。これなら店舗スタッフたちがトライしやすいと思い、複数ご提案いただいた中から、ワンタッチで組み上がる「e-Quick Display」を選びました。

また、コンパクトに折り畳むことができるため、送料を抑えることができました。300店舗以上を展開する我々にとって、納品運賃を抑えることができたのも、嬉しいポイントですね。

今後の展開について:時代とともに求められるものが変わる中で、他社とどのように差別化していくかがミッション

—アイセイ薬局様が、今後更に推進していく取り組みや展望を教えてください。
(雲林様):物販の結果がでてきているので、やり方は間違っていない認識でいます。今後は疾患啓発や商品情報の発信が非常に有用になっていきますので、健康情報発信が多くの患者様に届けられる可能性はおおいにあると感じています。

情報発信している「ヘルス・グラフィックマガジン」は3か月に一度テーマを変えていますが、調剤薬局に来店される慢性患者様は1か月に一度の来店が平均で、3か月に一度のテーマですと、企画物販としては情報配信のタイミングが短く感じています。

そのため昨年の春から期間を延ばして、半年~1年クールで実施したところ、長期間の啓発や情報発信が患者様に伝わり始めました。

患者様が求める情報ニーズに応える施策で、私たちのミッションである他社との差別化が図れていると実感しています。丁寧且つ細やかな対応が求められる難しい業界だからこそ、そして特に歴史の浅い物販では、こうした取り組みが必要不可欠と考えています。

また、調剤薬局に来店される患者様には、それぞれに個性と特性があります。
現状は個性や特性の平均値で施策を行っておりますが、同じ企画を組んでも出てくる結果は店舗によって違ってきますし、患者様の反応も異なります。よりご満足いただける店舗であるために、いろいろな企画を細分化していくことが今後の課題となっています。

現在、新型コロナウイルスの影響で人が集まって商品説明できない状況の中、新しい試みとして動画コンテンツの社内配信を実施し、店舗スタッフ様からご好評いただいているとのことです。

—時代に沿った新しい試み、また店舗スタッフの皆様に寄り添った丁寧な仕事をなさる雲林様に、これからもPXCから様々なご提案をさせていただければと思っております。本日はお時間を頂き、ありがとうございました。

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