小売店でファンをつくる売場づくりの5つのコツ&陳列方法を完全ガイド!

「どの商品をどう陳列していいかわからない」
「お客様にファンになってもらえる売り場づくりのコツが知りたい」

このような悩みはありませんか?

小売店がファンを作るためには、来店客の声を聴きながら「そのお店らしさ」を意識した売り場づくりが大切です。

そこで本記事では、

本記事でわかること
  • 売り場づくりの陳列手法
  • ファンができる売り場づくりのコツ

などについて解説します。

来店客に「この店のレイアウトは見ていて楽しい」とファンになってもらい、売上アップを図るためにもぜひご一読ください。

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小売店の売り場づくりでよく使われる6つの陳列手法

種類詳細
縦陳列同じカテゴリーの商品を垂直に陳列する手法
横陳列同じカテゴリーの商品を横に陳列する手法
島陳列通路の中央などに台を設置して陳列する手法
ひな壇陳列3〜4段のひな壇を設置して同じカテゴリーの商品を陳列する手法
エンド陳列商品棚の両端に商品を陳列する手法
投げ込み陳列什器などへ無造作に投げ込んで陳列する手法

小売店の売り場づくりでよく使われる手法は、おもに6つあります。では順番に紹介していきます。

1. 縦陳列

項目詳細
縦陳列とは・同じカテゴリーの商品を垂直に陳列する手法
特徴・もっとも見やすく、手に取りやすい高さへ商品を陳列できる
・来店客が商品を見つけやすい
・特定の商品だけをアピールしにくい
・売れる商品をもっと売りたいときには向かない

縦陳列は、多くの小売店で使われるもっともポピュラーな陳列の手法です。人の視線は基本的に横に流れるため、縦にカテゴリー分けされていると見分けやすくなります。

わかりやすい例は、スーパーマーケットです。インスタントラーメンのコーナーで、

  • カップラーメン
  • カップ焼きそば
  • 袋麺

が、縦に陳列されているのを見たことはないでしょうか。

人の視線の自然な動きを意識しているため、どこにどのインスタントラーメンがあるのか、来店客が瞬時に判別しやすくなっています

一方、カテゴリーごとにまとめるので、特定の商品をアピールしづらいのが欠点です。

もしもイチオシの新商品があるなら、売り場を変えたりPOPを利用したりすると他の商品より来店客の目にとまりやすくなります。

2. 横陳列

項目詳細
横陳列とは・同じカテゴリーの商品を横に陳列する手法
特徴・たくさんの商品をまとめて陳列できる
・量が多いので来店客の視線を独占できる
・商品を見つけにくい
・売りたい商品をよりプッシュしたい場合におすすめ

横陳列は、同じカテゴリーの商品を横に陳列する手法です。特定のカテゴリーを大量に陳列したいときによく使われます。

たくさんの商品をまとめて陳列できるので、来店客の視線を集めやすいメリットがあります。したがって、

  • 売れる商品
  • 売りたいカテゴリー
  • 育てたいカテゴリー

など、売りたい商品をよりプッシュしたい場合に効果的です。ただし、人の視線は縦に動きづらいため、下段の商品を見落としやすいデメリットがあります。

デメリットを解消するためには、部分的に縦の関係性を意識するのがおすすめ。縦の関係性を作ると、横に動く人の視線をとどめられるからです。

具体的には、カップラーメンを横陳列しつつ、下には同じメーカーの袋麺を陳列するケースがあります。

3. 島陳列

項目詳細
島陳列とは・通路の中央などに台を設置して陳列する手法
特徴・来店客から注目されやすい
・衝動買いを誘える
・定番商品よりも売れやすい
・大量に陳列することでワクワクさせられる
・通路が狭くなるため回遊性は下がる・陳列に技術が必要

島陳列は、通路の中央などに台を設置して商品を陳列する手法です。通常の陳列棚と切り離されているので、目立ちやすく来店客から注目されやすい特徴があります。

注目されれば、定番商品よりも売れやすくなった、衝動買いを誘ったりできるため、特に売りたい商品を並べるのがおすすめです。

また、大量に陳列することでワクワク感を演出できます。

ただし、商品が特殊な形状だったり設置スペースが狭かったりすると、陳列に技術が必要となるかもしれません。

難点として、通路が狭くなり障害物となるため、回遊性が下がる恐れもあります。

回遊性とは

来店客が店内を歩き回ること。店内を歩き回りづらいと、回遊性が低くなる。

せっかく作った島で来店客の通行を妨げないように、島の作りすぎには注意しましょう。

4. ひな壇陳列

項目詳細
ひな壇陳列とは・3〜4段のひな壇を設置して同じカテゴリーの商品を陳列する手法
特徴・大量陳列に適している
・階段状になっている什器を使うので、少ない数でもボリュームが出せる
・奥行きを取りすぎると後方の商品が取りづらくなる

ひな壇陳列は「ステップ陳列」とも呼ばれ、3〜4段のひな壇に同じカテゴリーの商品を陳列する手法です。

商品自体を階段状に積み上げることもありますが、基本的にはもともと階段状になっている什器を使います。

什器を使用することで、商品数が少なくてもボリュームが出せるからです。

また、後方の商品が見やすく取りやすいため、段ごとに違う商品を大量に陳列し消費者へアピールできます。

ただし、よく見えるからと言って奥行きを取りすぎると、手が届かず後方の商品が取りづらくなる恐れもあります。

段差と奥行きのバランスに注意が必要ですが、少ない商品数にボリューム感とお得感をもたせたいときに有効な陳列手法です。

5. エンド陳列

項目詳細
エンド陳列とは・商品棚の両端に商品を陳列する手法
特徴・来店客の目にとまりやすい
・季節商品など販売を強化したい商品に適している
・遠くから見てもわかるインパクトが重要

エンド陳列は、商品棚の両端に商品を陳列する手法です。

おもにメイン通路に面している場合が多く来店客の目にとまりやすいため、売上に影響が出やすいとされています。

陳列される商品でよく見かけるのは、

  • 季節商品
  • イチオシ商品
  • 売れ筋商品

のような、特に販売を強化したい商品です。

入り口から見える商品棚は、遠くからでもわかるようなインパクトを持たせると、来店客から注目してもらえます。

また、人目に触れやすいため、乱雑になっていると印象がよくありません。

定期的に巡回してメンテナンスをすると、「管理が行き届いた店」としてファンづくりの一助となる場合があります。

6. 投げ込み陳列

項目詳細
投げ込み陳列・什器などへ無造作に投げ込んで陳列する手法
特徴・安さやお得感をアピールできる
・同じ商品を大量に入れるので目にとまりやすい
・陳列が簡単・商品が傷つきやすい
・ボリューム感がなくなると販売数が落ちる

投げ込み陳列は「ジャンブル陳列」とも呼ばれ、什器などへ無造作に商品を投げ込んで陳列する手法です。

たとえば、下記のような小さめの商品の陳列に使われます。

投げ込み陳列される商品例
  • カップラーメン
  • 安価なSDカード

あえて乱雑にすることで安さとお得感を演出できるため、消費者が気軽に手に取りやすくなります。また、丁寧に整理する必要がないため、陳列や管理が簡単です。

ただし、

  • 商品が傷つきやすく、高価な商品には向かない
  • ボリュームがなくなると販売数が落ちるので、定期的な補充が必要

といったデメリットもあります。大量販売に向いているので、投げ込んでもダメージを受けにくい商品に活用しましょう。

ファンができる売り場づくりにする5つのコツ

売り場づくりの5つのコツ
  1. 来店客からどう見えるかを意識する
  2. 売り場の確認は写真撮影して客観的に確かめる
  3. 来店客の動線にも配慮する
  4. 定期的に商品陳列を変更する
  5. POPを活用して映える売り場をつくる

ファンができる売り場を作るためには、陳列手法をただ使うだけではなかなかうまくいきません。そこで、重要な5つのコツについてお伝えします。

1. 来店客からどう見えるかを意識する

来店客から「売り場がどう見えるか」を意識するのが大切です。商品を購入してもらうには、まず商品があることを認識してもらわなければいけません

したがって、商品を見やすく陳列しましょう。たとえば、

  • 大量の商品を陳列する
  • ゴールデンラインに陳列する

などが一般的に使われます。

ゴールデンラインとは

ゴールデンラインとは、来店客からもっとも見やすく、手が届きやすい高さにある陳列スペースのこと。

男性、女性、子どものようにターゲットによって多少変化するが、大体床上80〜150cmとされる。

売りたい商品をただ陳列するのではなく、来店客の興味をそそる売り場になっているか意識するのがおすすめです。

2. 売り場の確認は写真撮影して客観的に確かめる

売り場の確認は、自分の目だけではなく写真撮影して客観的に確かめるのが重要です。

自分の目で見ると無意識のうちに主観的に見てしまいますが、写真で見ると客観的に見え、改善点を発見しやすくなります

たとえば、観光旅行に出かけ写真をたくさん撮影したとき。

自分の目で観たときより、あとで写真を見たときのほうが周囲や環境に目がいき、新たな気づきを得られた経験はありませんか?

このように、自分の目だけに頼るのではなく、写真で客観的に判断することを心がけるのもひとつの方法です。

3. 来店客の動線にも配慮する

動線に配慮して、来店客にストレスを感じさせない売り場づくりが重要です。動線を整理すると、回遊性が上がり結果的に売上に結びつきます

意識するといい点は、大きく下記の2つです。

来店客の動線を考えるときに意識したいポイント例
  • 通路は十分な広さを確保する
  • 店内を歩き回りやすくする

大前提として通路はできるだけ広いほうが通行しやすくなるので、ストレスを感じさせません。

特にカートがある店舗では、カート同士がすれ違えるほど広い通路だとストレスを感じず買い物を楽しめる場合があります。

筆者もスーパーなどで経験がありますが、カート同士がぶつからないように気を遣ってしまい、ちょっとわずらわしさを感じてしまいます。

また、店内を歩き回りやすくするため、商品棚はL字型やU字型に配置するのがおすすめです。I字型にすると行き止まりとなってしまい、引き返す必要があります。

閉塞感を与えかねないので、特別な意図がない限りは避けたほうがいいかもしれません。

長く滞在してもらうためにも、来店客がストレスを感じずに、店内を見て回れるような動線を意識するのがおすすめです。

4. 定期的に商品陳列を変更する

どんなに素敵な陳列をしたとしても、ずっとそのままではよくありません。

「いつ来ても代わり映えのしない店」と思われないためにも、定期的に商品の陳列を変更するのがおすすめです。

特に、

  • 入り口から見える商品
  • 季節感

を意識することが重要です。入り口から見える商品は、ほとんどの来店客の目にとまるスペースです。

いつも同じ商品が陳列されていると、来店客の「飽き」を誘発する恐れがあります。さらに、季節感をアピールするのも有効です。

四季だけではなく、入学式や運動会などのイベントも考慮すると、自分事として捉える来店客に強く訴求可能です。

来店客に刺さる訴求ができれば、ファンになってくれる可能性があります。ただ、重要なのは「定期的」に商品陳列を変更することです。

来店客を飽きさせないことを第一に考えて、見ていて楽しい売り場づくりを心がけましょう。

5. POPを活用して映える売り場をつくる

商品陳列ができあがれば、映える売り場にするためPOPを活用するのが重要です。POPを設置すると、見た目の華やかさが増したり、商品の魅力をより伝えられたりします

たとえば、「10%割引」と書かれたPOPを設置すると、初めは買うつもりがなくても手に取ってくれるかもしれません。

また、ドライヤーコーナーに「髪が傷まず早く乾くので、自分時間をより楽しめる」のようなPOPがあれば、ドライヤーの買い換えが頭をよぎる場合もあるでしょう。

商品の陳列だけではなく、来店客の購買意欲を刺激する売り場づくりのために、POPを活用するのがおすすめです。

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対応しているPOPには、

  • 商品棚の上に大きく飾るトップボード
  • レジなどのカウンターに設置する卓上パネル
  • 店舗の外でアピールできるのぼり

などがあります。情報収集から印刷まで自社で一貫して行えるため、コストを抑えつつ生活者に刺さるPOPを作成できます

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本記事のまとめ
  • 商品にあった陳列手法を適切に使うと、来店客に商品をよりアピールできる
  • 商品の見え方や動線など、常に来店客ファーストの視点を意識する
  • 来店客を飽きさせないために、定期的な商品陳列の変更やPOPを活用する

ファンを増やすためには魅力的な売り場づくりが必要で、商品の陳列手法やPOPの活用が重要です。

ひとたびファンになってもらえれば長い付き合いが見込めるため、長期的な売上アップにもつながります。

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