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【事例紹介】物流倉庫・物流センターの業務から改善方法まで全ガイド

公開日 2022.01.31 更新日 2023.11.01

「物流倉庫を改善するにはどうすればいいの?」
「具体的な改善事例を知りたい」

このようにお考えではありませんか。本記事は、下記についてまとめました。​​​​​​​

  • 物流倉庫の改善事例
  • 物流センターの種類
  • 物流倉庫の課題を改善するポイント

なお、物流倉庫や物流センターとは、下記のような施設を指します。

  • 物流倉庫:仕訳や保管、配送を行う施設
  • 物流センター:顧客へ商品を出荷するための拠点

物流倉庫の改善をお考えであれば、ぜひ最後までお読みください。

なお、D2Cの物流倉庫を改善するなら、ブランド戦略支援サービス「アイショプ」がおすすめです。

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物流倉庫の改善事例3選

ここで、改善に成功した下記の事例を紹介します。

  1. 株式会社富士達
  2. 株式会社ギオン
  3. 株式会社コトブキ

それぞれ見ていきましょう。

事例1. 株式会社富士達

画像引用:株式会社 富士達

株式会社富士達は、焼き肉チェーン店やチャーハン専門店といった外食店を160店舗ほど経営しています。

物流センターから各店舗へ食材を配送するとき、誤配送してしまう問題を抱えていました。誤配送は、物流部門において発生しうる課題の一つです。

同社でミスが発生する原因は、ピッキング時に紙のリストを使用ていることでした。そこで紙のリストから、デジタル表示器とランプを活用したピッキング方法に変更します。

タブレット端末とデジタル表示器をひも付けておき、ピッキングの際に仕分けが必要なカゴのボタンが光る仕組みです。

仕分けミスが軽減されたうえ、コスト削減にもつながりました。

事例3. 株式会社ギオン

画像引用:株式会社ギオン

株式会社ギオンは、国内に70以上の拠点を持つ物流企業です。なかでも群馬ステーションは、自動車やトラック部品を取り扱う拠点として機能していました。

出荷ミスが問題となっており、顧客の信頼獲得のために改善を実施しました。出荷ミスの原因を探ると、紙ベースで実施していた管理方法に行き着いたのです。

取り扱う部品が600種以上もあるため、品番や数量を確認する際にはダブルチェック、トリプルチェックとチェック回数重ねるアナログ方式でおこなっていました。

そこで同社は、WMSの導入を決定します。WMSを導入したことで、ミスの軽減はもちろん、工数削減の効果を得られました。

導入前は半日以上かかっていた出荷データの作成は、わずか20分ほどで完了するようになりました。

事例4. 株式会社コトブキ

画像引用:株式会社コトブキ

株式会社コトブキ(以下、コトブキ)は、パブリックスペースを中心とした、空間作りを実施してる企業です。

公園に設置されるベンチや遊具、高齢化社会のニーズに合った健康器具を制作しています。コトブキの売上は繁忙期に半分近くを占め、製品の保管スペースがあふれかえっていました。

そのため、ベテラン作業者でもどこに何があるのかわからない状態になり、管理状態に課題を感じたのです。

そこで、コトブキはハンディターミナルを導入しました。

データでロケーション情報を把握することで、倉庫内を探し回る手間がなくなり、作業時間が短縮されました。

また、品種間違いも防止でき、ロケーション管理の改善につながった事例です。

物流倉庫で対応する6つの業務

物流倉庫の代表的な業務は、下記の6つです。

No.業務概要
1入荷商品の入荷業務。検品も兼ねる。
2入庫入荷した商品を所定の保管庫に入庫する。
3保管保管棚に保管。保管環境の維持も重要。
4出庫必要なものを引当てして引き渡す。
5流通加工出荷先ですぐに販売できるような状態に商品加工する。
6出荷検品数量や品種が間違いないか確認して、発送する。

物流倉庫は、商品の仕分けや保管、配送を実施する施設です。おもな役割は商品の保管ですが、管理や加工業務も対応しています。

入荷業務では、配送業者から届けられた商品を受け入れ、検品も実施します。

保管棚に入庫したら、指示があるまでは保管します。商品によっては保管状態が重要なので、温度や湿度といった管理が欠かせません。

流通加工業務は、出荷先で販売できるような加工を施します。例えば、値札付け・詰め合わせ・ラベル貼りが代表的です。

出荷するときは、数量や品種が間違っていないか確認してから発送します。

物流センターの主な種類5つ

物流センターは「顧客へ商品を出荷するための拠点」ですが、さらに5種類に分けられます。

No.種類概要
1配送センター商品を仕分けしてエリア内の顧客へ配送する物流施設。トラック輸送の拠点になる。
2デポ少量ずつ高頻度に配送する小型の物流拠点。「ストックポイント」とも呼ばれる。
3DC(ディストリビューションセンター)在庫の保管から出荷までを担うストック型の物流センター。いわゆる一般的な物流センターで、「在庫型センター」とも呼ばれる。
4PDC(プロセスディストリビューションセンター)流通加工に特化した物流センター。「加工型センター」とも呼ばれる。
5TC(トランスファーセンター)商品の格納・保管はおこなわず、主に仕分けや積み替えをする物流センター。「通過型センター」とも呼ばれる。

順番に見ていきましょう。

種類1. 配送センター

配送センターとは

商品を仕分けしてエリア内の顧客へ配送する物流施設。

チェーン展開している小売業やメーカーといった業種の物流施設で、決められたエリア内の顧客に商品を配送するのがおもな役割です。

エアコンや冷蔵庫といった店舗から持ち帰りづらい大型の商品を取り扱う場合が多く、センターでエリアごとに仕分けして配送します。

種類2. デポ

デポとは

少量ずつ高頻度に配送する小型の物流拠点

「ストックポイント」とも呼ばれる小型の物流拠点で、細かなエリア単位で設置されます。デパートや棚卸し業者の拠点となり、消費者や小売店へ配送するケースが多いです。

配送先の近くに設置され、配送距離やリードタイム(商品発注から納品までの時間)の短縮、一時保管に利用されます。

種類3. DC(ディストリビューションセンター)

DC(ディストリビューションセンター)とは

在庫の保管から出荷までを担うストック型の物流センター。

いわゆる一般的な物流センターで、商品を在庫として抱えるため「在庫型センター」とも呼ばれます。

在庫を抱えるリスクはありますが、注文があれば素早く配送できるメリットがあります。また、DCではピッキングや入庫処理といった物流倉庫としての在庫管理も伴います。

したがって、効率的な業務のために、保管棚やハンディターミナルといった設備の充実が重要です。

種類4. PDC(プロセスディストリビューションセンター)

PDC(プロセスディストリビューションセンター)とは

流通加工に特化した物流センター。

「加工型センター」とも呼ばれるほど物流加工に特化した設備や機械を有しており、ほかの物流センターと比較して生産拠点としての側面を強く持っています。

生鮮食品の加工や機械部品の組み立てができ、特に生鮮食品は新鮮なまま配送できるのが大きなメリットです。

種類5. TC(トランスファーセンター)

TC(トランスファーセンター)とは

商品の格納・保管はおこなわず、主に仕分けや積み替えをする物流センター。

取り扱う商品が少なく、格納や保管をおこなわないため、「通過型センター」とも呼ばれます。そのため、入出荷が速く、入荷したものはすぐに出荷される。

注文を受けてから商品を入荷するため、納品まで時間がかかってしまいます。一方で、在庫を抱えるリスクがなく、設備も最小限ですむのがメリットです。

物流倉庫の課題を改善する3つのポイント

物流倉庫に潜む課題を改善するためには、次のポイントを押さえておくことが重要です。

  1. 問題点を数値で把握する
  2. 在庫管理システムや自動ロボットなどを導入する
  3. 物流倉庫の管理を専門の会社へ委託する

効率よく入出荷するためにも確認しておきましょう。

ポイント1. 問題点を数値で把握する

問題点を数値で表せば、どのポイントにどれだけの問題があるのか把握しやすくなります。言語データを取り扱うより、数値データのほうが可視化でき、わかりやすいからです。

たとえば、

  • 出勤スタッフ数による出荷数の変化
  • 入荷数と入庫までの時間

といった項目を数値で把握しましょう。問題点を数値化することで、優先して解決すべき問題が見えてきます。

ポイント2. 在庫管理システムや自動ロボットなどを導入する

WMS(在庫管理システム)や自動ロボットを導入すると、効率的に作業が可能です。

WMSを導入すれば、倉庫内の在庫管理や入出庫状況といった情報をリアルタイムで把握でき、どこで作業が滞っているか可視化できます。

また、自動ロボットは、

  • ピッキング作業
  • 商品仕分け
  • ラベル貼り付け

といった単純作業をしてくれるため、人件費の削減や生産性の向上につながります。まとまった初期費用が必要になりますが、高い費用対効果を期待できます。

ポイント3. 物流倉庫の管理を専門の会社へ委託する

物流倉庫の管理を専門としている委託企業があるので、一部あるいは全部の業務を委託するのも検討しましょう。

専門会社へ委託すれば、スムーズな業務が実現するだけではなく、管理コストの削減にもつながります。

また、ノンコア業務を任せることで、社内スタッフはコア業務に専念できるメリットもあります。

専門家ならではの提案を受けられる可能性もあるため、物流倉庫の管理をすべて任せるのもひとつの方法です。

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・受注管理:ECサイトに最適な受注管理や受発注業務の最適化をサポート
・配送:さまざまな運送会社と連携でき、条件に合わせた輸送モードを実現/
・在庫管理:クラウド型WMSの運用、物流ノウハウを駆使して顧客の資産をリアルタイムで徹底管理
・保管:1坪から契約可能な自社センターで保管

また、アイショプは、長年の経験から確かなノウハウを持っているため、

  • 適正なコスト
  • 万全な管理体制

を実現します。

さらに、

  • ECサイトと在庫の運用
  • AIによる現状分析
  • ささげ業務

を支援し、ブランディングへとつなげます。

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物流センターの倉庫を改善して業績アップを目指そう

本記事のまとめ

・物流倉庫は、商品の仕分けや保管・配送を実施する施設のこと
・物流センターは、顧客へ商品を出荷するための拠点のこと
・物流センターには、生産機能を持つ拠点から入出荷が素早い拠点までさまざま
・課題改善には、数値化やシステムの導入、専門業者へ委託するのが効率的

物流センターは、商品の移動においてもっとも重要な拠点なので、スムーズに業務が遂行されなければなりません。

商品を素早く丁寧に顧客のもとへ届けるためにも、業務の効率化が重要です。

物流センターの問題点を改善することで、業績アップを目指しましょう。

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