D2CとB2Cの違いとは?よく比較される6つの用語も全解説

「D2CとB2Cの違いってなんだろう?」
「D2Cとよく似た用語の解説が知りたい」

こんな疑問はありませんか?商品やサービスなどの販売手法は多様なため、似ている用語がいくつかあります。

そこで本記事では、D2Cとよく比較される用語について解説します。

D2Cのメリット・デメリットも紹介しますので、自社に合う販売手法を取り入れるためにもぜひご一読下さい。

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D2CとB2Cの違いとは?

D2CとB2Cの概要は下記の通りです。

種類概要
D2C企業が自ら商品を企画・製造し、仲介業者を介さず顧客に直接販売する方法
B2C企業(法人)と一般消費者の間で行う取引

ひとつずつ、詳しく見ていきましょう。

D2C

D2C(ディートゥーシー)とはDirect to Consumerの略。商品やサービスを、仲介業者を介さずに顧客へ販売する方法です。D2Cの特徴は、下記の通りです。

D2Cの特徴
  • 問屋や小売店などの中間業者を介さないため、低価格で顧客へ販売しやすい
  • TwitterやInstagramなどSNSを活用したブランディングが重視される

D2Cと聞くと通販をイメージするかもしれませんが、ECサイトでの販売だけでなく直営店で販売を行うパターンもあります。

B2C

B2C(ビートゥーシー)とは、Business to Consumerの略です。企業と一般消費者の間で行われる取引を指します。B2Cには、下記の特徴があります。

B2Cの特徴
  • 中間業者を介して企業と一般消費者の間で取引を行う
  • 消費者の認知が重要であるため、テレビ・新聞などのマス広告を利用したアプローチが欠かせない
  • 商品・サービスのイメージを作るために多額の投資が必要

D2Cが商品を顧客へどのように販売するかを表すのに対して、B2Cは誰と誰の間で取引が行われたかを表します。

D2CやB2Cとよく似た用語6選

ここからは、D2CやB2Cとよく似た用語を6つピックアップしてご紹介します。

No.用語概要
1C2C消費者と消費者の間で行う取引のこと
2C2B消費者(個人)から企業へ商品・サービスを提供する取引のこと
3O2Oオンライン発信を通してオフラインでの行動を促す施策のこと
4ECインターネット上で商品やサービスなどの取引をすること
5DNVBデジタルネイティブ世代へブランドの世界観をストーリーで伝え、商品・サービスを提供するブランドのこと
6SPA商品の企画・製造・販売までの全てを同じ業者が行うこと

ひとつずつ確認していきましょう。

1. C2C

C2Cとは

消費者と消費者の間で行う取引のこと。Consumer-to-Consumerの略。

C2C(シートゥーシー)は、個人間で取引を行う取引のことです。例として「メルカリ」や「ヤフーオークション」などがあります。

フリマアプリの普及によりだれでも手軽に利用しやすくなったため、市場規模が急速に拡大しています。

2. C2B

C2Bとは

消費者(個人)から企業へ商品・サービスを提供する取引のこと。Consumer-to-Businessの略。

C2B(シートゥービー)とは、一般の個人が企業へ商品・サービスを提供する取引のことです。

C2Bの例には、アフィリエイトサービス「A8.net」やクラウドソーシングサイト「CrowdWorks」などがあります。

消費者の立場で商品レビューを書いたり企業へサービスを提供したり、個人の特性を活かしてサービスを提供します。

3. O2O

O2Oとは

オンライン発信を通してオフラインでの行動を促す施策のこと。Online-to-offlineの略。

O2O(オートゥーオー)は、スマ-トフォンやSNSの普及により注目を集めているマーケティング施策です。オンラインで情報を発信し、実店舗での行動を促します。

小売店や飲食店から発行される、割引クーポンの発行やキャンペーン告知などがよくある例です。

メリットには、

  • 一度にたくさんの人へ直接発信ができるため新規顧客を獲得しやすい
  • オンラインで顧客データを得られるため効果測定しやすい

などがあります。

4. EC

ECとは

インターネット上で商品やサービスの取引をすること。Electronic-Commerceの略。

EC(イーシー)は、インターネットを通じて取引することです。

含まれる取引内容は幅広く、インターネット通販をはじめ、オークションサイトやオンライントレードサイトなどもECです。

また、商品・サービスを販売するWebサイトは「ECサイト」と呼ばれます。

Amazonや楽天市場のような「モール型」と、自分でECサイトを構築する「自社サイト型」の2つです。

ECサイトのプラットフォームについては下記で解説しています。D2Cにおすすめのサービスもまとめましたので、ぜひ参考にしてください。

D2CにおすすめのECプラットフォーム5選│成功させるコツも伝授

5. DNVB

DNVBとは

デジタルネイティブ世代へブランドの世界観をストーリーで伝え、商品・サービスを提供するブランドのこと。Digitally-Native-Vertical-Brandの略。

DNVB(デジタリーネイティブバーティカルブランド)は、商品よりもブランドが提供する価値・体験に重きを置く手法です。

例として、メンズアパレルブランド「BONOBOS」やオーダーメイドスーツを販売する「FABRIC TOKYO」などがDNVBビジネスを展開しています。

D2Cが直接顧客へ販売することによる利益をゴールとしているのに対して、DNVBはブランド価値の向上が目標です。

そのため、DNVBはD2Cよりも長期的なマーケティングが求められます。

6. SPA

SPAとは

商品の企画・製造・販売までの全てを同じ業者が行うこと。Speciality-store-retailer-of-Private-label-Apparelの略。

SPA(エスピーエー)は、アパレル業界でよく使われる言葉です。

商品の企画から販売までを同じ業者が行う点はD2Cと変わりませんが、SPAは店舗販売がメインになります。

カジュアルブランド「ユニクロ」や、スペインのファッションチェーン「ZARA」などがSPAビジネスを展開しています。

ここまで、販売手法に関わる用語を解説してきました。

実際にD2Cビジネスを始めると、どのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか。続いて、D2Cのメリット・デメリットを紹介します。

D2Cのメリット・デメリット

ここで、D2Cのメリット・デメリットをご紹介します。

D2Cのメリット

  1. 顧客と直接やり取りできるから、ファンを作りやすい
  2. LTV(顧客生涯価値)を高めやすい
  3. ルールや規制がないから、自由に販売しやすい
  4. 顧客データを入手できるから、販売戦略を立てやすい
  5. ブランドロイヤルティを向上し、ファンを作りやすい

D2Cのメリットは上記の例があります。ブランドの世界観を顧客へダイレクトに共有できる点がD2Cの大きな特徴です。

顧客の生の声を集められるため、商品やサービスの改善や販売戦略に役立てることができます。また、仲介業者を介さないためルールや規制にとらわれず自由に販売しやすいことも魅力です。

オリジナリティの高いECサイトやPOP制作ができれば、よりコアなファンとつながれるはずです。

一度きりの購入者ではなくブランドのファンが増えれば、継続的に顧客から得られる利益(LTV)を高めやすくなります。

D2Cのデメリット

  1. 初期コストがかかる
  2. 商品力が問われる
  3. ブランドを認知させなければならない

上記がD2Cのデメリットの一例です。

D2Cでは、商品の企画から販売まで自社で対応するため、初期の仕組みづくりにまとまったコストが必要になります

立ち上げ時は商品やサービスが認知されていないため、消費者に注目されるような商品力が問われます

プラットフォームの知名度に頼る場合とは異なり、自分たちでブランドを認知させなければなりません。

ブランドの認知には時間がかかることも多いため、しっかりとした計画のもと継続して取り組むことが重要です。

顧客と長期的な関係を築きたいのなら自社の世界観を共有するD2Cが有効

顧客と長期的な関係を築きたいのであれば、D2Cは有効です。顧客ファーストで商品やサービスを改善することにより、顧客満足度をアップさせられるからです。

いくら良い商品を作ったとしても、企業が一方的にアピールするだけでは消費者が離れてしまいます。

消費者の声に耳を傾けることで、より求められるブランドに育っていくはずです。顧客に一度気に入ってもらえれば、ブランドを愛するファンになってくれる可能性が高いです。

結果として長期的な関係を築くことができ、D2Cブランドの成功につながります。

D2CとB2Cの違いを理解して、自社に合う販売手法を取り入れよう

本記事のまとめ
  • D2Cは商品を顧客へどのように販売するかを表す言葉で、B2Cは誰と誰の間で取引が行われたかを表す言葉
  • 顧客と直接やり取りができるD2Cは、ブランドや世界観を共有しやすい
  • ブランドを愛するファンをつくり、長期的な関係を築くのがD2C

ここまでお伝えしてきた通り、製品の販売手法にはさまざまな種類があります。D2CとB2Cの違いなど用語を正しく理解して、自社に合う販売手法を取り入れましょう。

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